洗濯物を干す時に首が痛い・・・

この時に考えられるものです。

頸椎症

頸椎すべり症

頸椎椎間孔狭窄症

椎間関節症

頸椎脊柱管狭窄症

これらはまとめて頚椎症と呼ばれます。病院でこう言われた方もいらっしゃると思います。

頸椎椎間板ヘルニアも可能性としてはあります。椎間板は通常曲げると痛いしびれる、反ると痛みが減ります。腰についてはこれがあてはまりますが、頸椎は構造上反っても痛いことがあります。ですので他の検査で鑑別を行っていきます。

頸椎症は上を向くと痛いです。上を向くとすべりも増しますし、神経の出口となる椎間孔も狭くなります。骨と骨びつなぎ目も当たって痛みが出ます。ですのでこれらは一括りにして扱います。

椎間関節症は椎間板と似た症状がでることがあるので注意します。

加齢による変化が頸椎症の主な原因となります(交通事故などの大きな力でも)ので具体的にはこのような方々に多いです。

毎日洗濯物を干す主婦の方。大体少し高い所に服を掛けるのでやや上を向いた姿勢が多くなります。

あとはママさんバレーシニアでバドミントンをやっている方もなりやすいです。

職業では内装屋さんなどの職人さんも多いです。塗装や天井の電気工事などで上を向く姿勢が多くなります。

これらに共通しているのは上を向くという事です。

まずは検査で椎間板ヘルニアと鑑別して(両方の人もいます)頚椎症もどれにあてはまるかを調べていきます。

頚椎症が起きやすい第5、第6頸椎の間からでる神経が肩周りに行っているので、肩こりもある方が多いです。

肘周りにも行っているので肘の痛みでも首を併せて検査します。でもします。