側弯症って何?

先日質問された内容です。

結論から言うと側弯の程度によります。

側弯症とは?

背骨を後ろから見たときに通常はまっすぐに並んでいますが、カーブを描いて横に曲がっている人がいます。

「突発性側弯症」と呼ばれるものが一番多く、原因はわかっていません。

(突発性とは原因不明という意味です)

カーブがどれだけ曲がっているかをレントゲンで判断して角度を測ります。

この角度をコブ角と言い、10度以上のものを側弯症と呼びます。

側弯症にはどんなものがあるの?

側弯症には2種類あります。

1.構造的側弯

2.機能的側弯

1は「ショイエルマン病」と呼ばれるもの等が原因となり、背骨が変形していますので治療の対象外となります。

対して2は左右の筋肉のアンバランスにより起こるものですのでこちらは治療対象になります。

それはどのように判別するの?

「アダムステスト」と呼ばれるテストで判別します。

椅子に座り両手の平を合わせて前屈みになって側弯がなくなれば筋の影響で起こっているので機能的側弯、それでも変わらず曲がっていれば構造的側弯と判断します。

重症度の判別は?

10度以上→側弯症

10~20度→治療対象

20~30度→ギプス固定

30~40度 成長期→手術、安定期→保存療法(手術でなくリハビリなどによる治療)

※まだ成長しているかどうかを判断する方法としてレントゲンで腰骨の骨がくっついているかどうかで見ます。

成長がまだ続いていれば骨端核というものが見えますが、成長が終わっていれば核はなくなっています。

この見方を「ライザーサイン」と言います。

40度以上→手術

どの様な人がなりやすい?

突発性側弯症は思春期の女の子に多く見られます。

また筋肉のアンバランスが原因となる場合には右利きが多い事から右側に引っ張られるので、右側にカーブしている事が多いです。

ラケットスポーツなど片方にばかり体を回す競技などをしている子に多いです。

(特にソフトボールで多いというデータがあります。)

治療法は?

まず対象となるのは機能的側弯で角度が20度以内であることが条件となります。

当院での治療法は次の通りです。

1.SOTブロックによって硬膜の捻れを解消します。

背骨が曲がっているとその内側に張り付いている硬膜も自動的にゆがんできます。

2.アクチベーターで背骨の歪みを取り除きます。

背骨のカーブを潰す様に出っ張っている方から調整します。

また慢性期に入っていると背骨にくっついている肋骨も一緒にズレてきます。

3.蝶形骨

背骨が曲がっていると頭も傾いて目線が並行ではなくなってきます。

目線のバランスに特に重要とされる「蝶形骨」を調整します。

4.体幹トレーニングの指導により筋肉のアンバランスを解消します。

やり方を指導し、後は自宅で行って頂きます。

直ぐに効果が出るものではないので地道なリハビリが大事になります。

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