音が大きく聞こえてしまう時は

音に敏感になり普通の音がご本人には大きく聞こえてしまう事があります。

その原因の一つとして鼓膜のテンションを調節している「鼓膜張筋過緊張症」が考えられます。

筋肉は必ず神経によって支配されます。

鼓膜張筋には顔面神経の枝の鼓索(こさく)神経という神経がいっています。

この神経が異常をきたすと鼓膜張筋の調節がうまくいかず音が大きく聞こえてしまったり、逆に聞こえにくくなることもあります。

大元の顔面神経は脳神経の一つで脳から出て側頭骨という耳の辺りにある骨の管の中を通ります。これを顔面神経管といいこの管はZ字状にクネクネしています。その為この管の中で神経の通りが悪くなり、その先の鼓膜張筋の調節がうまくいかなくなります。

当院ではニューラルマニピュレーションという神経対してアプローチする方法でこの顔面神経管の通りを良くする施術を行っています。音が普通よりも大きく聞こえてしまう方は当院での治療をご検討頂ければと思います。